he By Colin Bootman (Holiday House, Inc.–2006)
In the early island’s morning, two brothers in Trinidad go to catch fish for their grandmother to cook for dinner. This is a recalled story of the author who was inspired by the island rich and diverse culture during his young ages.
カリブ海南部にあるトリニダード島に住む兄弟が、朝の明けぬ暗い時間に川に魚釣りに出かけた。夕食用に祖母に魚を料理してもらう為に、どうしても魚を獲る必要があった。途中通った青空市での、中国人商人との何気ない会話からも、ほのぼのとした島の多文化が垣間見られる。なかなか魚が釣れずに失望しかかった兄弟は、思いがけないことに魚を獲た。祖母や兄弟同士の家族愛が、ゆったりとした島の時間と共に漂ってくる。作者兼イラストレーターのColin自身が、トリニダード島出身であり、巻末には現地言葉の説明もある。