Directed by Lawrence Kasdan (1991)
When a lawyer’s car break down in a dangerous Los Angeles neighborhood, a tow-truck driver arrives just in time to save his life. The two men begin a deep friendship that sets off a chain of unsettling and surprising events involving their families and friends.
邦題:わが街 緊張の渦巻く街ロスアンジェルスで、ある夜白人の弁護士が一人で車を運転中に、危険な地域に迷い込んでしまった。しかも、車がエンジントラブルで動かなくなった。危険を察する中、レッカー車を運転してきた黒人男性が、彼を救ってくれた。まるで階層も立場も異なるこの2人が、お互いの人生を語り合うようになり、黒人男性が自分の存在の小ささを悟ったグランドキャニオンへ、親友同士の家族揃って訪れる。人生の転機を迎えたそれぞれの人達が、絡み合いながらも、前に進もうと手を取り合う姿は清清しい。冒頭のロスアンジェルス夜景と、巻末のグランドキャニオンの岩肌が対照的であり、その間で様々なカルチャーが織り成す人間模様が展開し、正に異文化理解の実践を繰り広げてくれる。