Directed by John Schlesinga ( 1988 )
Madame Sousatzka, a daughter of famous pianist, is a piano instructor who teaches how to play the piano in her London flat. One day she receives a fifteen years old Bengali boy as her new student. Starring: Shirley MacLaine
都市化がすすみ民族の多様化がすすむロンドンの庶民生活を背景に、かつての名ピアニストの娘として育ったピアノ教師を、Shirley MacLaineが好演している。弟子入りしたベンガル人の15歳の少年に、ピアノ演奏への情熱と異性への思いと母親としての愛情が重なり、往年のピアニストの哀愁も漂う映画。それはロンドンのある時代への別れにも重なるように、ピアノの旋律が耳に残る。時代も、年齢も、人種も超えた音楽の力を、意欲的に描いた作品である。