By Yoshiko Uchida, Illustrated by Joanna Yardley (Philomel Books –New York in 1993)
Inspired by a childhood experience of the author. In 1942, seven years old Emi is sent to an internment camp with her family and with other Japanese-American. Suddenly Emi realizes she lost a bracelet which her best friend, Laurie, gave her as a parting keepsake.
日系アメリカ人の米国における歴史絵本でもあるが、作者の体験でもある。太平洋戦争勃発後に、日系アメリカ人達が送られた強制収容所に行く前日、親友であった白人少女がブレスレットをエミにプレゼントしてくれた。友情の証でもあったそのブレスレットを、強制収容所に着いてから紛失していることにエミは気ずいて失望する。非情な歴史のドラマにも、暖かく輝く思いが生きていることに、深く慰められる読み応えのある絵本。