Directed by Brent McCorkle (2012)
Inspired by true events of “Papa Joe” caring for low-income community children in Tennessee. Samantha is living a storybook life: happily married, lives on a ranch as keeping her beloved horse, and publishes her long dreaming children’s picture book. When her husband is killed in a senseless act of violence, Samantha loses her faith and her will to live. But a death-defying encounter with two children leads to reunion with Joe, her oldest friend.
米国テネシー州で危険な環境に置かれた子ども達の育成に励んだ実在人物”パパ・ジョー”をモデルに制作された映画。童話を描くことを楽しみにしていたサマンサは、最愛の夫を無謀なる暴力で殺され、1人大きな農場の家に残された。夫を失った喪失感は復讐心を呼び起こし、知っている情報を基に犯人殺害にかられる。ところがサマンサが遭遇した交通事故の少女を病院へ運んだ先で、幼馴染のジョーに予期せぬ再会をした。黒人のジョーは転校先の学校の生徒達から疎外されたが、白人のサマンサは直ぐにジョーと友達になれた。再会した大人のジョーは自分の健康を害しながらも、黒人低所得者コミュニティーで父親がいない子ども達の面倒をみていた。徐々に少女の頃の優しさを取り戻したサマンサは、再び自分の童話制作にも情熱を取り戻してゆく。先入観を捨てて、負の連鎖を断ち切ることの素晴らしさを教えてくれる。