Directed by Thomas Carter (2009)
Based on the true story of a brain surgeon who becomes one of the world’s leading neurosurgeons. Telling about his mother’s encouragement to study in his young age, and describing about his historical surgery to separate conjoined twins in 1987.
米国ジョンホプキンス病院の小児神経外科医として、世界に名が知られたベン・カルソン医師の自伝Gifted Handsのテレビ映画化。母子家庭で兄と3人で暮らしながらも、自分が読み書きが出来なかった母親は、人種差別に負けることなく息子達に学問を奨励した。テレビを見るよりも図書館通いが多くなり知識を身に付ける楽しさに目覚めていったベンは、イエール大学で神経外科医になる意志を固めた。大学生以降のベン・カルソン役を、Cuba Gooding Jr.が熱演している。特に1987年に行われたドイツ人の両親を持つ後頭部が繋がった結合双生児の分離手術は、70人の同僚と22時間にも及び、かなり詳細にその偉業が描かれている。医学技術のイノベーションにも、神技とも言える意志が働いてこそ成功すると、原作者の著書のタイトルからも読み取れる。