Directed by Mike Binder(2014)
Left to raise his beloved bi-racial granddaughter, a grandfather faces the legal battle about his granddaughter’s custody against her grandmother who lives in another world in Los Angels.
アフリカ系アメリカ人の父をもつ孫娘の面倒を見ていた白人弁護士が、妻を交通事故で突然失った。娘も妻も亡くした彼はこの孫娘と二人きりになってしまい、慣れない手つきで孫娘の日常の世話を始めるが、寂しさをアルコールで紛らわすようになる。そこにドラッグに溺れた孫娘の父親が現われ、親権を法廷で争うことになる。ロスアンジェルスの上流白人住宅地と黒人が集合している低所得者住宅地を自由に行き来する孫娘に、まるでアメリカの未来を託しているようでもある。Kevin Costner 演じる白人弁護士が、判事、弁護士、家庭教師等の黒人達に囲まれながら発する言葉が、人種差別の根本問題を指摘している。米国における異文化理解も、こういう日常の中から一歩一歩前進している。