Directed by Erik Poppe (2013)
Rebecca is one of the world top war photojournalists and she has a husband and 2 daughters in her peaceful home town. Telling Rebecca’s struggles between her family love and her risky professionalism in conflict zone. Norwegian director, Erik Popper, is a former photojournalist who had similar experience with Rebecca. >>>Starring: Juliette Binoche
世界の紛争地へ出かけてゆく報道写真家を母に持った娘達と、その写真家の夫の苦悩を描いている映画ではあるが、子育てに父親が深く関るようになってきた今日、守るだけの母の愛情のあり方にも疑問を投げかけてくる。自爆テロの現場でかろうじて命を救われた主人公をフランス人女優のJuliette Binocheが熱演している。ノルウェー人の監督自身がかつて報道写真家であり社会正義感への使命と家族愛との板ばさみで苦しむ体験をしているが、主人公を女性にすることで自分の苦悩も客観視出来たのかもしれない。残酷なシーンもあるが、詩のように静かで美しいシーンは言葉を使う以上に心理表現描写に成功している。