Directed by Michael Winterbottom (2007)
Based on Mariane Pearl’s account of the terrifying and unforgettable story of her husband, Wall Street Journal reporter Danny Pearl’s life and death. After 911, many journalists work in the conflict zone/uncertain situation like as Danny Pearl. Even making this film, they faced to threatening interruption.
2002年にパキスタンで誘拐・殺害された米国人ジャーナリストDaniel Pearlの実話に基ずく映画。911の事件の後、緊迫している米国とイスラム諸国との関係修復の為に多くのジャーナリストが動いているが、その前線は実に異文化の緊張そのもの。異文化理解の言葉さえ、空しく響く。失踪した夫を必死で探す妊婦の妻を演じたAngeline Jolieの意欲作でもあり、製作にもある種の危険が伴った映画。「人の心の中で生まれる怒りや憎しみを、いかにコントロールするか」それにはやはり、日ごろからの異文化理解より他にないのだろう。