Marie’s Story

Directed by Jean-Pierre Ameris (2014)      French Film                                                    Marie is born deaf and blind, and unable to communicate with the world around her. Sister Marguerite sees in Marie a unique potential and she works to show Marie how to communicate.  Based on the true event in late19th century France.

邦題:奇跡のひと マリーとマルグリット

幼い時に三重苦になったヘレン・ケラーの“奇跡の人”は米国の話だが、この映画の主人公はフランスの田舎に住む生まれながらの三重苦の少女マリー。マリーは14歳の時に聾唖者が寮生活をしている聖母学院に連れてこられるが、そこでは皆が手話で会話をしていたのでマリーは、入寮を断られた。野生の動物のごとくに逃げ惑い、木に登ってしまったマリーに、聖母学院で働く修道女マルグレットが手を差し伸べる。その手にそっと触るマリーの手。その時、マルグレットは人間の魂にふれた気がした。そして自らマリーの教育担当者となることを願い出た。それからの二人がたどるコミュニケーション成立までの道程は、異文化の狭間に立たされた人への励ましにもなるだろう。病気で亡くなったマルグレットの意志を継いで、マリーは1921年に36歳で亡くなるまでその聖母学院で働いた。魂が揺さぶられる、感動映画である。